オリエンテーションで部署の紹介をするついでに「プログラミングの三大徳目は、無精、短気、傲慢である」 というのはみんな知ってるよね、でも、それは個人について当てはまることだけど、コミュニティ(=組織)においては、逆の徳目「努力、忍耐、謙遜」が大事なんだよという話をしました。
良いテキストなので読んでください。
http://www.oreilly.co.jp/BOOK/osp/OpenSource_Web_Version/chapter10/chapter10.html
オープンソースソフトウェア―彼らはいかにしてビジネススタンダードになったのか
- 作者: クリスディボナ,マークストーン,サムオックマン,Chris DiBona,Mark Stone,Sam Ockman,倉骨彰
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 1999/07
- メディア: 単行本
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優れた個人によって作られたサービスはたくさんの人を巻き込んでコミュニティになる、その構造をラリー・ウォールさんは玉ねぎにたとえています。個人が抜けてもサービスは残る。
貝の中の核を時間をかけて真珠層が覆うことで綺麗な真珠が生まれる。そして、核は本来は貝にとっては好ましくない異物であったりするのは示唆に富んでいると思うのです。